インバウンド

EIMONの楽苦我記

李英門のビジネス活動の記録です。

#15 インバウンド需要とAIカメラ活用 〜免税店派遣事業の新たな挑戦〜

当社には、空港免税店への多言語スタッフ派遣を専門とする部門がございます。

2004年12月よりご提供しているこのサービスも、皆様に支えられ、おかげさまで21年目を迎えることができました。

これもひとえに、日々の業務に真摯に取り組んでくれるスタッフ、歴代の現場管理社員、そして長きにわたりご愛顧くださるお客様のおかげと、心より感謝しております。

 

空港の風景

昨年夏、現場管理社員の離職で急遽対応できる人が必要となり、12年ぶりに現場復帰しました。

慣れ親しんだ成田空港だったのでとても楽しかったですし、懐かしかったし、そして大変でした。(この話は別の機会に!)

 

👥  スタッフの評価基準を見直す

 

その際に気づいたことでですが、スタッフの良し悪しはどうやって決まるのか。

改めて考えました。

 

お客様からの評価だとしても、どうしても基準がその方の個人的な感覚になってしまって、ばらつきがある。

一般的には、雰囲気がよく、元気でハキハキしている。


う〜ん。。。

 

これも抽象的で表現しずらい。

スタッフの教育も曖昧な表現ではダメですね。

 

↖️  明確な指標の必要性

 

斎藤先生の研修で、ディズニーランドの教え方について聞いたことがあります。

※斎藤先生については、「#05 ある有名人へのインタビューとインバウンドの本質」 をご覧ください

 

テーブルをふく教え方。

皆さんだったらどうやって教えますか?

「綺麗に拭く」
「鏡みたいになるまで拭く」
「感じが良くなるまで拭く」

 

ディズニー式だと
「ダスターを使い左から右へ拭く」

「天板を拭き終えたら次にテーブルの緑の部分を右回りに1周拭く」

と明確な教え方があるようです。

わかりやすいですよね。

販売スタッフに対してもわかりやすくて明確な売り方について教え方があれば良いと思いました。売れすスタッフには理由があるはず。

 

🔍 AIカメラ導入の提案

 

そこで考えたのが、AIカメラの導入。

プロモーションスタッフをカメラで撮影し、その動作を分析する。
売上についてもリンクさせて、どんな動作の時に売れているのかを分析できたら良いのではないでしょうか。

実は、AIカメラを小売業で活用する事例が増えています。

顧客行動の分析や店舗レイアウトの最適化に役立つだけでなく、自動在庫管理やプロモーション効果の測定にも活用できるのです。

早速、空港免税店に提案に行きました。

みなさん、とても熱心に聞いてくださいました。

でも、
空港の制限エリア内にカメラを設置することに高い壁がありました。

 

また、採用後にAIカメラでチェックするのではなく、採用前にもっとスクリーニングをすべきではないかと、痛い所を突かれました!

現在も検討中です。

 

💹 拡大するインバウンド市場

 

免税店市場は今後も拡大が見込まれています。

2024年に749億米ドルだった市場規模は、2033年には年平均成長率7.3%で1,335億米ドルに達する見込みです。

日本のインバウンド消費も急回復中で、2023年の訪日外国人旅行消費額は約5.3兆円に達しました。

 

さらに、最新の統計によれば、2024年12月の訪日外客数は349万人で、前年同月比27.6%増、2019年同月比では38.1%増と過去最高を更新しています。この流れは今後も続くと予想され、当社の免税店派遣事業にとっても大きなチャンスとなるでしょう。

 

空港の到着口。大変混雑している!

 

🤝 テスト協力者募集中!

AIカメラによる接客分析の有効性を検証するため、どこかでテストさせてもらえる方、いらっしゃいませんか?

免税店に限らず、小売店や飲食店など、接客スタッフの動作と売上の相関を分析してみたいと考えております。

対応可能な業種や地域は広く検討しますので、ぜひご連絡をお待ちいたしております!!

 

🌟 変化を恐れず、新しい価値を生み出す

「現状維持は幻想」と以前書きましたが、まさにその通りだと実感しています。

インバウンド需要の高まりとAI技術の進化は、私たちに新たな可能性を提供してくれます。

 

この波に乗り遅れることなく、むしろ先頭に立って新しいサービスの形を模索していきたいと思います。

 

日本橋三越本店中央ホールに佇む天女像

 

株式会社インジェスター 李英門