子供に連れられて「名探偵コナン」を見て来ました。

主人公の江戸川コナンという名前は、日本の推理小説家である江戸川乱歩とシャーロック・ホームズの生みの親であるアーサー・コナン・ドイルから来ています。
先日行ってきた軽井沢とも関連します。
軽井沢の追分には、なんとシャーロック・ホームズの銅像があるのです。

これは翻訳家の延原謙さんがこの地でホームズ物語を訳したことにちなんで建てられたもので、世界に4体しかないホームズ像の貴重な1体です。
日本で初めて日本語訳の『シャーロック・ホームズ』物語が誕生したのが、まさに軽井沢町追分だったのですね。
行った先がこのように繋がっていくと、また何かご縁を感じます。
とにかくとても楽しく見させていただきました。
🖌️ アニメの海外人気とその影響
アニメは外国でも人気が高いですね。
『名探偵コナン』は劇場版を筆頭に、テレビアニメや原作漫画も含めてアジアを中心に海外でも高い人気を得ています。
2021年公開の『名探偵コナン 緋色の弾丸』は世界22カ国で同日公開され、中国では公開3週間で約51億円、台湾では約60億円の興行収入を記録しました。
成田空港で勤務する当社のスタッフに「日本語を学び始めたきっかけは?」と聞くと、日本のアニメと答える人が多いです。
これは決して珍しいことではありません。
学習者にとって作中の人物設定・ストーリー・日本の社会や文化など、様々な言語以外の要素に惹かれている高い内発的動機づけがあるからこそ、日本語学習の契機につながっているのです。
「アニメが好きで日本語を始めた」のが学習動機の原点となっているケースが多く見られます。
音楽や映画、ドラマからその国の言語に興味を持って学ぶ人もいますからね。
成田空港には以前、「Anime Tourism Information」がありましたが、残念ながら閉店しました。
国内外のアニメファンにとってアニメツーリズムの出発点だったので違った形でまた復活して欲しいものです。
🎥 外国人観光客と日本の映画館
日本に旅行に来てまでも日本で映画館に行って映画を見る人はいるのかな?
ちょっと調べてみました。
実は、外国人観光客の映画館利用は確実に存在します。
2019年の調査では、映画館で外国人観光客を受け入れることに対して80.4%の映画館が前向きな回答をしており、これは全業種の中で最も高い割合でした。
(出典)やまとごころ データインバウンドより
https://yamatogokoro.jp/inbound_data/35418/
しかし、文化の違いによる課題も見えてきています。
映画館では外国人客の鑑賞マナーに関する困惑の声も聞かれており、上映中の雑談や電話応答など、日本とは異なる鑑賞スタイルが問題となることもあるそうです。
上映前に禁止行為については流れますし、私は映画館でそんな人、見たことはありませんが。
🖌️✈️ アニメツーリズムの経済効果
アニメツーリズムの経済効果は無視できません。
映画「君の名は。」を含む複数のアニメ映画の舞台になった岐阜県では、253億円の経済波及効果があったといわれています。
また、「SLAM DUNK」は、韓国や中国で大ヒットし、聖地巡礼をする外国人観光客が増加するなど、熱狂的なファンが多いです。
今日見た「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」は、野辺山天文台を中心とした八ヶ岳山麓と、長野県の観光地が随所にちりばめらた作品となっていて、行ってみたいと思いました。
アニメや映画などのエンターテイメントを通じた文化交流は、舞台となった地域へも関心を持ってもらい、間違いなく経済効果を生み出す大切な架け橋となっています!

株式会社インジェスター 李英門