ビジネスの現場で、私が特に大切にしているものが三つあります。
それは「時間」「挨拶」「服装」です。
この三つは、どんな時代、どんな場所でも、自分の軸として胸に刻んでいます。
時代の流れとともに、その在り方も少しずつ変わってきています。
特に最近感じるのは「服装」の変化です。
かつては、商談といえば、どの季節でも当然のようにネクタイを締めていました。
私自身、ネクタイを結ぶことが決して嫌いではありませんし、むしろ気持ちが引き締まる感覚があります。
ですから、なるべく企業訪問の際はネクタイを身につけて臨んでいます。
しかし、先日商談へ向かう途中、駅でも、道を歩いている時も、訪問先のビルのエントランスでも、さらにはお客様ご自身も、ネクタイをしている方をほとんど見かけませんでした。
唯一、東京駅近くの丸の内界隈ではネクタイ姿の方がまだ多い印象ですが、それ以外のエリアでは本当に珍しくなったように思います。
もしかしたら業種による違いもあるのかもしれませんが、時代の変化を改めて感じさせられる出来事でした。
それでも私が「時間」「挨拶」「服装」を大切にし続ける理由は、すべてに共通して「相手への敬意」が込められているからです。
約束の時間を守ること、丁寧な挨拶を交わすこと、清潔な服装を心がけること
――そのひとつひとつが、出会う相手やお世話になる方への敬意の表れなのだと思います。
これからも、変わっていく時代の中で、私なりの方法で相手への敬意を大切にしていきたいと、改めて感じています。

株式会社インジェスター 李英門