本日は、木下グループ ジャパンオープンテニスチャンピオンシップス2025でのお仕事に参加しました。

担当は、セレモニー時の通訳です。
試合を終えた選手たちのコメントには、大会・スポンサーへの感謝、支えてくれたファンやコーチへの感謝、ボールパーソンへの感謝、そして対戦相手へのリスペクトが込められていて、聞いていてとても清々しい気持ちになりました。
優勝したアルカラス選手(スペイン)は、ボールパーソン全員とコートの真ん中で優勝トロフィーを掲げ、記念撮影をしていました!
裏方を大切にする姿勢がカッコよかったです。、

今回あらためて分かったのは、国際テニス大会の公用語について。
日本開催であっても、日本語以外のコメントはすべて英語で行われます。
出場選手がスペイン人でも、フランス人でも、ブラジル人でも、韓国人でも、必ず英語。
世界ツアーに参加するには、英語力が必須なのです。
(フィギュアスケートも同じだったように記憶しています。)
通訳会社の立場からすると、これはとても準備が楽!(笑)
なぜなら、言語の種類を絞れるからです。

例えば、前回のWBC2023では英語、スペイン語、韓国語、中国語に加え、チェコ語やイタリア語まで必要になりました。
チームの勝敗によって通訳言語の「出番」も消えたりするので、試合展開によっては通訳者までが「敗退」するようなことも。
通訳という仕事にも、試合の緊張感が入り込んでくるのです。

さらにややこしいのは、選手のバックグラウンド。
過去には中国代表に、中国語を話さない“帰化選手”がいて韓国語を準備した、なんてケースもありました。
記者会見の登壇も考えて、事前に情報を把握することがいかに大事かを痛感した経験です。

一方、テニスは英語一本化。
シンプルな運営の裏で、世界が「共通言語」で支えられている競技だと感じました。
大会には海外からの観客も多く訪れていて、日本のファンと一緒に声援を送る姿はまさに国際的な熱気そのもの。
観光も兼ねて来日している方も多く、日本にとってはスポーツを通じた“交流の窓口”になっています。
インバウンへも貢献していますね!
言語の壁を越えて一緒に盛り上がれる瞬間は、地域の観光資源や文化と同じように日本の魅力そのものだと感じました。
新しい発見と学びをくれたジャパンオープン2025。

お声がけいただき、本当にありがとうございました。
株式会社インジェスター 李英門