プレゼンテーションの感想
千葉県のある都市のインバウンドプロモーションに関するプロポーザルに行ってまいりました。

行政の入札は非常に難しいです。
何せ、実績(経験)のない案件にはなかなか参加できません。
特に、企画競争であれば実績が重要になります。
すべてではありませんが、評価点に実績が重要な要素となっております。
だから未経験の会社は参加できない。
一方、一般競争入札は「価格競争」ですので、参加資格さえあれば誰でも参加できます。
そして、実績を作りたい場合は、めちゃくちゃ安い金額で潜るのです。
最低価格に近い金額で潜るのです。
今日のプレゼンテーションは企画競争。
価格、提案力、実績など、様々な要素があります。
実績がない会社は分が悪い。
今日はそんな企画勝負でした。
参加する企業が少ない場合は勝機があります。
企画競争はそんなものです。
実績がなくても、この会社だったら面白いそうだ、一生懸命やってくれそうだ。
そう思ってもらえるように丁寧に話しました。
結果は分かりませんけどね。。
千葉県のインバウンド市場の現況
千葉県は日本の玄関口成田空港を擁するだけあり、訪問日外国人訪問率が全国第2位の39.7%を誇り、訪問数も全国第2位となっています。
特に千葉市が31,265人で最も多く、船橋市が19,685人、松戸市が18,194人で上位となっています。
しかし、課題もあります。平均宿泊日数は0.8泊で全国最下位、インバウンド消費額は12,932円で全国ワースト2位と推移しているのが現状です。
インバウンド観光の地域偏在
千葉市内における訪日外国人の人気観光スポットは、1位が東京ディズニーランド、2位が東京ディズニーシー、3位が成田山新勝寺、4位が海ほたるPAとなっており、成田周辺や浦安周辺、幕張周辺に約9割が集中しています。
この偏りは時間帯にも現れており、午後16時頃にピークを迎え、夜になると一気に減少します。朝と夜でおよそ3倍もの人数の開きがあり、ナイトライフに向けたインバウンド対策が課題となっています。
現在の対応状況
千葉県では2025年度当初予算で観光物産振興事業に517,332千円を入れており、インバウンド対策を強化しています。
また、ちばワーケーション受入促進事業(101,200千円)や観光コンテンツ高付加価値化促進事業(100,000千円)など、多角的なアプローチを展開しています。
海外旅行博への出展や商談会への参加、台湾への観光レップ設置など、積極的なプロモーション活動も実施されています。
宿泊施設の人気動向
2025年最新の調査では、外国人に人気のホテル・旅館ランキングで、1位は「成田東武ホテルエアポート」、2位は「ホテル日航成田」、3位は「ヒルトン東京ベイ」となっており、成田空港周辺やディズニーリゾート周辺の施設が上位を占めています。
今回のプロポーザルは、現状を踏まえながら、地域に根差したインバウンドプロモーションを提案する貴重な機会でした。
今回の行政担当者には届かなかったと思いますが、当社なら真面目に面白い企画を作れると思いますよ。
原因は自ら探す。
現場で得られる一つ一つの経験を大切にしながら、新たな出会いと気付きに感謝し、歩み続けたいと思います。
株式会社インジェスター 李英門