近くに来たなら寄らないとね!
という思いで、
この日はイベント終わりに、ふとひとりで浅草寺へ足を運びました。

二天門から境内へ。
夕暮れ時の浅草寺は、朱色の光と影が美しく、
何度訪れてもその景色には心が和みます。
それでも、いつも通り人の波は途切れません。
観光地ならではの活気が感じられます。


本堂に向かおうとした時、
階段の上で着物姿のカップルが写真撮影をしている場面に出くわしました。

最初はプロのカメラマンが同行しているのかと思いましたが、
実際はインバウンド観光客の欧米人が
「着物姿のカップルが珍しい」
と感じたようで、
丁寧に撮影許可を申し出てパチリ!
カップルも快く応じていて、
その場面は“国籍や言葉の壁を超えた微笑ましい国際交流”そのものでした。
私も自然と笑顔になりながら、
本堂でゆっくり手を合わせ、
仲見世通りを逆流するように駅まで歩きました。

ほんの3日前には大阪・心斎橋筋商店街を歩いたばかりですが、
浅草とは全く違うインバウンドの雰囲気を感じます。
大阪はアジア圏からのリピーターが多く、
にぎわいや熱量が際立っていましたが、
浅草は欧米を中心とした観光客が目立ち、
伝統と現代が混ざり合った独自の空気が流れています。

近年、東京都はインバウンド観光客に向けて
多言語対応や体験型文化イベントを強化しており、
浅草もその拠点のひとつとなっています。
着物体験、伝統芸能の公開、地元商店街が協力した「国際交流祭」も
頻繁に開催され、
地域と世界の距離がますます縮まっている印象です。
それぞれ違った顔を持つ日本の観光地。
これからも“現場”で感じた熱量や気づきを、
次につなげる企画のヒントとして大切にしていきたいものです。
株式会社インジェスター
李英門