インバウンド

EIMONの楽苦我記

李英門のビジネス活動の記録です。

#226 今年初の忘年会!

当社が正会員として参加している「外国人雇用協議会」の忘年会に参加しました。


同協議会主催のセミナーや交流会には何度か参加してきましたが、「忘年会」は今回が初めてでした。


会場は貸切のベトナム料理店。

人が溢れるほどの盛況ぶりで、「この業界に関わる人がここまで増えたのか」と肌で実感できる熱量でした。

 

 

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協議会の会員企業は現在およそ150社、来年の発足10周年に向けて200社を超えるペースで増えているとのことで、多文化共生や外国人雇用が“ニッチ”ではなく“当たり前のテーマ”になりつつあることを感じます。

 

初参加メンバーの多さと「きっかけ」を求める声


忘年会は立食形式だったこともあり、短い時間で次々に会話ができました。


話した方の中では「今回が初参加」という方が想像以上に多く、

皆さん「横のつながり」や「次のきっかけ」を求めて参加されている印象でした。


特に印象に残ったのは、

ブランドブティック向けに人材派遣を行っている、 若い世代の方との会話です。


どうしても話題は「時給単価」と「マージン」の話になっていきますが、

そこで聞こえてくる悩みは、当社が日々向き合っているものとまさに同じでした。


「スタッフの時給は上がる一方なのに、派遣料金に転嫁しきれない」


「値上げ交渉をしても、“じゃあ他社に頼むから”と言われてしまう」   


そんなリアルな声を聞きながら、

単価の話は一社だけで解決できるテーマではなく、

「業界全体でどのように価値を説明し、適正価格を守るか」

という構造的な課題だと改めて感じました。

 

単価アップは「交渉」だけではなく「設計」と「発信」


その若い担当者の方には、

同じ協議会のメンバーとして、

以下のようなポイントで意見交換をしました。


- 単価交渉は「お願い」ではなく、「双方にとってのリスクとリターンの再設計」として提案すること

- 時給だけで比較されないように、「教育・定着・多言語対応・緊急対応力」など、見えにくい価値をパッケージ化して伝えること

- インバウンド需要や人手不足のデータを活用し、「今後も人材確保が難しくなる」背景を丁寧に共有しながら、価格の妥当性を説明すること


日本では2024年の訪日外国人旅行者数が年間約3,700万人と過去最高となり、

2025年も大阪・関西万博などを背景に年間4,300万人規模が見込まれています。


一方で、観光・宿泊・小売の現場では

「人手不足・人材不足」

が最も大きな課題とされており、

特に多言語対応スタッフやフロント・サービス職種の不足が目立つという調査結果も出ています。


インバウンドが増え続ける一方で、人材はむしろ足りなくなっていく。


だからこそ「安さ」で勝負するのではなく、

取引先とともに適正な単価をつくっていくことが、

業界全体の未来にもつながるのではないかと感じています。

 

簡単ではないですが。。。

 

 

インバウンド人材の「今」と、協議会の場の意味


今回の忘年会で話したのは、

コンサルタント、不動産企業、特定技能人材紹介会社、技人国人材紹介会社、登録支援機関、漁業支援企業など、本当に多種多様な方々でした。

 

「インバウンドど真ん中」

という企業は多くはない印象でした。


観光業界の調査でも、訪日客の受け入れにおいて

「人手不足」

が最大の課題であり、

「多言語対応スタッフ」

「フロント・サービススタッフ」

の不足が特に深刻だとされています。


こうした背景を踏まえると、

外国人雇用協議会のような場は、

単なる「飲み会」ではないですね!


とますます重要度が増していくと感じています。

 

同じ課題を抱える仲間と率直に悩みを共有することは、

結果的に自社の戦略を見直す一番の近道になるのだと思います。


今回の忘年会を企画・運営してくださった理事・事務局の皆さま、

そして会場でお話しさせていただいたすべての方々に、 

心より感謝申し上げます。


2026年に向けて、インバウンドと外国人雇用の現場を支える一員として、引き続き「現場から考える」活動を続けていきます。

 

みなさんの事業がうまく行きますように。

 

 

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株式会社インジェスタ

李英門