プロ野球育成選手の通訳として活躍してくれていたスタッフが、
急遽、台湾に帰国することになりました。
とても優秀な通訳者であり、
選手にとっては同郷の先輩でもあり、
もしかしたら日本での「父親」のような存在だったのかもしれません。

プレー面だけでなく、
生活全般にまで細やかに気を配り、
選手を支えてくれていました。
だからこそ今回の帰国は、
選手にとっても自分にとっても、
大きな寂しさを伴う出来事になりました。
もちろん、通訳者にも通訳者なりの事情があり、
その決断を責めることはできません。
それぞれの人生には、
それぞれのタイミングがありますし、
その選択を尊重したいと思います。
ありがたいことに、
新しい通訳もすぐに採用することができました。
現場としての体制は整いましたが、
これまで共に時間を重ねてきたスタッフへの感謝の気持ちは、
また別のところにあります。
部屋を引き払う手続きを進めながら、
ふと込み上げてくるものがありました。
今はどうしても寂しさが勝ちますが、
きっと時間が経てば
、「あのとき一緒に頑張ったな」
と懐かしく思い出す日が来るのでしょう。
プロ野球という世界の裏側で、
選手を支え続けてくれたことに、心から感謝しています。
本当に長い間、ありがとうございました。

株式会社インジェスター 李英門