今日はついにコート無しで外出できました。

駅まで歩いていても、手袋を出そうか迷う瞬間がほとんどないくらいの体感です。
暦の上では立春も過ぎ、
「いよいよ春か?」
と思いたくなりますが、
予報を見るとまた気温が下がる日もある様子。
寒暖差で体調を崩しやすい時期でもありますね。
体調不良と派遣現場
周りでも、風邪やインフルエンザにかかったという声をよく聞きます。
今シーズンのインフルエンザは、全国的に例年より早く、そして大きな流行になっていて、警報レベルに達している地域も少なくありません。
一番頭を悩ませるのが、スタッフを派遣している現場での「当日欠勤」です。
派遣元としては本当に申し訳なく、
連絡を受けた瞬間から、
頭の中で代替案探しのスイッチが入ります。
もちろん、諦めません。
「誰か代わりに行けないか」
と、片っ端から連絡をします。
しかし現実には、
- すでに別の現場が決まっている
- 連勤が続いていて、これ以上は無理がある
といった理由で、穴を埋められないケースがほとんどです。
コロナ以降、派遣先企業様のご理解は本当に深まりました。
体調不良の連絡をすると、
とても丁寧にスタッフの体を気遣ってくださることが増えました。
それがありがたい反面、
こちらとしては余計に
「何とかしたい」「申し訳ない」
という気持ちが強くなります。
嘘をつかないこと、代替案を考え続けること
少なくとも、当社は欠勤理由について虚偽の報告はしません。
「発熱です」「インフルエンザ陽性でした」
といった事実を、そのままお伝えします。
信頼を失う一番の近道は、
小さな嘘だと考えているからです。
同時に、
可能な限り代替案を考え、実行します。
- 他のスタッフのシフト調整
- 現場の配置変更のご提案
- 業務内容の一部変更相談
など、
「完全に同じ人を埋めることはできなくても、ダメージを最小限にする」
ことをゴールにしています。
体調不良による欠勤が続く現場では、早めの相談とコミュニケーションが重要だという指摘もあり、
派遣会社と受け入れ企業の連携が成果につながった事例も出ています。
インバウンド現場ならではの難しさ
今、インバウンドの現場も、少し独特な緊張感があります。
2025年の訪日外国人は約4,000万人を超え、
旅行消費額も過去最高を更新しました。
2026年も人数はやや頭打ちと見込まれつつ、
消費額は9兆円台半ばと高水準が予測されています。
さらに、
2026年は延べ95億人が移動すると予測されており、
アジア全体が大きな人の流れに入っています。
日本でも空港・駅・商業施設・観光地のインバウンド対応は、
例年にも増して重要な局面にあります。
こうした現場で、
外国語対応スタッフが当日欠勤となると、
影響は国内案件以上に大きくなります。
- 言語を話せる人材がそもそもぎりぎりの人数で組まれている
- お客様の期待値も高く、「人が足りないからできません」で済まされにくい
だからこそ、
私たち派遣会社側は、
通常よりも一歩踏み込んだバックアップ体制を意識する必要があります。
インバウンド需要が「当たり前」になった今ほど、
人材面のリスク管理が問われるタイミングはないのかもしれません。
それでも現場は続いていく
今月も、
年に数回しかないイベントが控えています。
「もし、当日欠勤が出たらどうするか?」
という問いは、正直なところ、毎回頭をよぎります。
最終的なカードは、やはりこれです。
「私が出るしかないか!」
そう腹をくくれるのは、
現場が好きで、
そして、派遣先様やスタッフのみなさんに対する感謝があるからだと思います。
体調管理に気をつけながら、
春を待ちつつ、
インバウンドの波と、
日々の現場と、
うまく付き合っていきます。
株式会社インジェスター
李英門