「チャレンジしよう」
前向きなメッセージのつもりが、そうならなかった。
「やる気をなくす言い方だった。
全くモチベートされない」と。
同じ話を聞いても、受け止め方は人それぞれ。
ここに、伝え方の難しさと、面白さがあるのだと思います。
「チャレンジしてない人なんかいない」
その人いわく、いちばん引っかかったのはここでした。
「チャレンジしてない人なんかいない。」
「自分が思うチャレンジをした人しか評価しない。」
これは裏を返せば、
「あなたのチャレンジは、オレの基準ではノーカウント。」
と、宣言しているのと同じです。
これでは、どれだけ頑張っても届かない感じがしてしまう。
そうなると、人は
「よし、やってみよう」
ではなく、
「じゃあ別にいいや」
に傾きます。
職場のコミュニケーション研究でも、上から目線の一方的な評価や、
「基準を明かさない評価」
は、モチベーションを下げる要因だと言われています。
私はどう受け取ったか
同じ話を聞いて、こう思いました。
- 自分もチャレンジしないといけないな。
- 失敗しても良いのであれば、思い切ってやってみよう。
- 自分が率先してやってみよう。
「じゃあ、やって見せるか」
同じ言葉でも、
「やる気がなくなる人」
と
「燃える人」
に分かれる。
それでも、言い方一つで、
“どちらの人”にも届きやすくする工夫はできるはずです。
やる気をなくす言い方・出る言い方
最近のワーク・モチベーションの話では、「人は意味が見えると動く」と言われています。
やる気をなくす言い方の特徴は、こんな感じでしょうか。
- 相手のこれまでの努力をまったく触れない
- 基準だけ押しつけて、「なぜそれが大事か」を語らない
- 「評価してやる」目線で、対話になっていない
逆に、やる気が出る言い方はシンプルです。
- 「今のここが良い」と、具体的に認める
- 「こうなれたらもっといいよね」と未来を一緒に描く
- 「まず一緒にここまでやってみようか」と、段階を示す
職場コミュニケーションの事例でも、
上司が一方的に評価するよりも、
「対話で意味を共有する」
「小さな行動をちゃんと見て、言葉にして伝える」
ことが、主体性につながるとされています。
結局、すべて勉強
世の中には、本当に「言い方が下手な人」が多いなあと思います。
でも、それをただ批判して終わるのではなく、
「反面教師として自分の言い方を磨く材料にする」ほうが、
人生はお得です。
やる気をなくす言い方を知ると、
どう言えばやる気を出せるのかが見えてくる。
日常の職場でも、家族との会話でも。
全部ひっくるめて、
「コミュニケーションの練習中」
くらいに思っていたいですね。
勉強です!
李英門