インバウンド

EIMONの楽苦我記

李英門のビジネス活動の記録です。

#324 次男の塾選びでの出来事。

今の塾には本当にお世話になっています。

いくつも塾を試してきましたが、
今お世話になっている塾には、三人の子どもたちが通いました。



教室長の先生もとても優しくて、
優しすぎるくらいに子どもたちの「良いところ」だけを見つけようとしてくれます。

それでいいのかな?
と、こちらが心配になるほどです。


おかげさまで長男の大学受験も成功し、
卒業後は塾講師のアルバイトまでさせてもらっています。


次は次男の大学受験。

他の塾も見てみようと思い、
業界で一番知名度の高い塾に行ってみました。


校舎は立派なビルに入居していて、
最初に受付をしてくれたご担当者も若く、
一所懸命に対応してくれました。


こちらの希望もきちんと伝え、
体験授業にも参加し、契約をしようと塾を訪れました。


こちらが希望した時間がダメだったようで、
20時半に来てほしいと言われ、
その時間に向かいました。


遅れないように早めに出て、
近くのコインパーキングに自動車を止め、
15分前には塾に入りました。


20時半なので、早く着いたのは分かっています。

少し待てばいいと思っていましたが、
担当者が現れたのは、その時間を過ぎてからでした。


ところが、お詫びの言葉もなく着席し、
いきなり会話を始めました。


若い方なので仕方がないか…と
最初は思っていましたが、
話し方は基本タメ口。

それは子どもに対してだけでなく、親に対しても。


「最近の子は…」なんてレベルではありません。


子どもにフレンドリーに話す塾は他にもありますが、
そのレベルをはるかに超えていました。


親への対応も、返事は基本「うん」。

当社には外国籍の社員も多いのですが、
それでも日本語の返事は「はい」だと伝えています。

その担当者は、日本語ネイティブです。

「時代が変わったのか…」では済まされないレベルでした。


質問の内容自体は、子どもに感想を聞く類いのものでしたが、
「体験受講してみて、何コマ受ける?」
「受けたい授業は?」
「それを親と話した?」
「うちに来る目的は?」

親が目の前にいる状態で、
一体これは誰に対して、何の話をしているのかと、心底驚きました。

私たちは入塾する為にやってきて、
確認したいことはそれではない。

こちらが話す機会も与えす、
威圧感たっぷりに子供が困る質問をガンガンしてくる。


さすがに途中で、
「それを子どもに聞くのは、なぜですか?」
と質問しましたが、表情ひとつ変えずに一蹴されました。


間髪入れずに、またタメ口で質問が再開。


これが「業界最大手」のやり方なのか。


そのとき感じたのは、
親と子どもをどこか見下しているような態度。


「お前らは、うちの塾にすがりに来たんだろう」

「子どもに受けたい授業を言わせて、その場で親に決断させてやろう」

そういう意図すら透けて見えるようでした。


後で聞くと、
その場にいた次男も妻も、
同じことを感じていたそうです。


驚きました。


知名度も高く、
受験成功実績も(正直よく分かりませんが)「最大手」と言われる塾。

担当者によるところも大きいとは思いますが、
あまりにも衝撃的で、そして怖くて、
私たちは、その場を逃げるようにして立ち去りました。


二度と、あの場に足を踏み入れることはないと思います。


塾に通う目的は、受験対策です。

そして、プロとしてのアドバイスを受けるためです。

受験の知識がない子どもや親が、ある意味
「すがる思い」
でお願いをしてくる。

マウントを取らなくても、自然とそういう構図になるのです。

それを分かった上で仕事をしてもらいたい。

そして、丁寧に接してもらいたい。

そう強く思いました。


李 英門