内宮の御正殿などは写真撮影ができないので、
入り口で一枚だけパシャリ。

ちょうど式年遷宮に向けた準備が始まろうとしているところでした。
「伝統」という言葉の重みを、目の前の光景から感じました。
WEB上の資料には、
伊勢神宮のように一定年限ごとに隣接地へ社殿をまるごと建て替え神を新殿へ遷し、
さらに神宝や装束まで一新する制度は、
「世界的に見ても日本にしかないと言っていいほど極めて稀」と説明されています。
もっと歴史を理解すれば、きっと何倍も面白くなるのでしょうね。
まずは、実際に自分の足で歩き、体験するところから始めようと思います。
今日も、無心で参拝をしました。
内宮は、外宮よりも敷地が広く感じられます。
最初に驚いたのは、通行の向き。
外宮は左側通行ですが、内宮は右側通行です。
理由には諸説ありますが、
「御手洗場や手水舎の位置」「正宮から少しでも遠い側を通るため」
といった合理的な説明があるそうです。
私は深く考えず、「ここではそういうものなのだな」と思い、
無心で右側を歩きました。
エスカレーターで例えると、
大阪は右、東京は左。
それぞれの「ルール」に従うだけで。
今回の参拝の前日から、
御用材を神域に運び込む「お木曳(おきひき)」が始まりました。
そのため、内宮のあちこちで、
御用材に御幌(みとばり)という白い布がかけられた景色を見ることができました。

これから約7年間かけて、遷宮の準備と本番が進んでいくのでしょう。
東西に全く同じ形をした新旧の正殿が二つ並ぶ——
20年に一度しか見られないその光景は、
写真では存在しないので、自分の目で見に行くしかありません。
行ってみたいですね。
なんせ、20年に1度ですから、機会があまりないです。。。
そんなことを思いながら、
再びおはらい町通りへと戻りました。

続く。
李 英門